6月から子どもたちは、はさみで好きな形を切ったり細く切ったりしながら、色とりどりの紙を大切にためてきました。その紙をどうしようかと考えていたのですが、大きなパネルにのり付けをして紙吹雪のように散らして、それをジャングルの背景にしようと決まりました。

普段から絵本をきっかけに輪つなぎ作りが盛り上がったり、水の中の生き物を作って飾ったりと、保育室には子どもたちの作品がいつもにぎやかに並んでいました。そうした日常の遊びで出来た物が自然とジャングルの一部になっています。普段から飾っていた輪つなぎや生き物たちも仲間入りし、「ここに貼ろうよ」「もっと色を足そう」と子どもたちの世界がどんどん広がっていきました。

こうして完成した“ジャングルの世界”には、子どもたちの積み重ねてきた経験や発想がたっぷり詰まっています。ぜひ、背景の中にある子どもたちの日常の姿も思い浮かべながらご覧ください。